ディオニソスの陶酔
2021.08.23
長野県の取り組み

さて、皆様 現在国内においてブドウの生産量一位はどこでしょう?
それはお隣、山梨県なんですがワイン醸造用ブドウに限ると実は長野県が一位なんです(平成29年)。
その背景には江戸時代から松本周辺でブドウ栽培が行われ
明治時代に入ってから現在の塩尻市「桔梗ケ原」周辺で本格的な栽培が始まり、
県内各地に広がりました。
平成15年には長野県産のワインと日本酒が、
翌16年には米と焼酎、
平成19年にはリンゴのお酒であるシードルに
「長野県原産地呼称管理制度認定商品」が登場しまして
県単位として認める制度が47都道府県に先駆けて始まりました。
その後、平成25年には県内を4つのエリアに分けて
各地域の特徴の有るワインを生産する「信州ワインバレー構想」が始まり
今年令和3年には国税庁(国)が認めるGI長野(Geograpical Indication)に
日本酒とワインが認められ安心して消費者の皆様に楽しんでいただける商品造りに励んでいます。
また、令和2年現在、
県内20を超える市町村で小規模ワイナリーを誕生させられる「ワイン特区」が認められ、
大手ワイナリーのみならず、いわゆるブティックワイナリーの数が増えてきております。
長野は山に囲まれた農業県ですのでワインだけではなく他の酒類・農産物でもご期待下さい。
親湯温泉 梅原