プレスリリース

2020.05.28

32項目からなる独自の衛生・消毒プログラムを導入、宿の安全性を高め6月1日より営業再開

コロナウイルス感染予防、宿としてできる最善の取り組みをし、少しでも安心した滞在を提供

長野県に3店舗の旅館を経営する合資会社親湯温泉(本社:長野県茅野市、代表取締役:柳澤幸輝、以下「親湯温泉」)は独自の衛生・消毒プログラムを導入し、6月1日より営業再開することを発表致します。

全パブリックスペース、客室を次亜塩素酸水を噴霧して消毒

【概要・背景】
親湯温泉は4月に発令された緊急事態宣言を受け、経営する3店舗を5月31日まで自主休館しておりました。6月1日からは独自の衛生・消毒プログラムを導入しより安全性を高めて営業を再開致します。弊社では以前よりお客様の安全安心を第一に考え、新型コロナウイルス感染予防を含めた衛生管理を行なって参りました。休業の間、よりお客様に安心してご滞在いただけるよう、全32項目からなる独自の衛生・消毒プログラムを考案しました。

ラウンジに設置された次亜塩素酸水入り加湿器

【独自の衛生・消毒プログラム】
2020年6月1日より新たに導入する、独自の衛生・消毒プログラムの概要は次のとおりです。【1】「施設の衛生管理」【2】「人からの感染防止」【3】「衛生管理トレーニング」の3つの視点から構成されております。以前より行なっていた衛生管理の取り組みに加え、新たに3密を避けた行動基準で考案した項目と合わせて全32項目の多岐にわたる内容となっております。また専門家の指導の元、消毒時に使用する薬剤も人体への影響を考慮した安全な薬剤を選びました。お客様と社員が安心して過ごせる環境を目指し、今まで以上に衛生管理及び消毒作業に手間と時間を掛ける予定です。
※本プログラムは、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会“宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)”、厚生労働省“HACCPに基づく衛生管理のための手引書”をベースにプログラム立案しております。

オゾン殺菌機を使った殺菌

【1】「施設の衛生管理」
・アルコール消毒の設置(全客室、全パブリックスペース)
・深夜及びチェックアウト時のオゾン殺菌機を使った殺菌(全パブリックスペース、調理室)
・次亜塩素酸水を入れた加湿器の設置(全パブリックスペース)
・噴霧器による次亜塩素酸水消毒(全客室、全パブリックスペース)
・接触感染リスクが高い箇所のアルコール消毒
・アルコールと次亜塩素酸水を使った客室の消毒清掃5ステップ
(1清掃 2アルコール除菌作業 3客室内設置グラス類等高温洗浄及び次亜塩素酸水消毒後設置 4噴霧器による次亜塩素酸水消毒 5消毒済みシール)
・大浴場、レストラン、などの全パブリックスペース清掃・消毒・高換気サイクル
・外部機関による衛生監査
・全室禁煙、法に基づく喫煙室設置
・送迎バス車内に次亜塩素酸水を入れた加湿器の設置
・調理室における、食品と施設衛生管理の徹底
・食品衛生のHACCP(危害要因分析に基づく必須管理点)の導入
・納入食材及び他納入物の消毒

非接触体温計を使いお客様の体温を測る様子

【2】「人からの感染防止」
・社員の毎日の検温及び体調チェック、記録
・出勤時、勤務中のうがい、手洗い、アルコール消毒の徹底
・毎月の検便検査、ノロウイルス検査(11月〜3月)
・インフルエンザ予防注射
・清掃時の手袋着用
・調理及び提供時の手袋・フェイスシールド着用
・個室でコース料理形式の料理提供
・ランチサービスの提供場所選択
・ソーシャルディスタンス監視
・全スタッフ常時マスク着用
・チェックイン時のお客様に対する体調ヒアリング
・館内移動時、お客様へのマスク着用願い
・収容人数に対して50%制限
・パルスオキシメーター(血中酸素濃度測定器)貸出
・体調不良のお客様が出た場合は、隔離協力を頂き保健所の指導を仰ぐ
・送迎バス等でのソーシャルディスタンス措置
・乗車時、全お客様へのアルコール消毒、マスク着用願い
・全納入業者へのマスク着用及び手袋着用願い
・浴室内、エレベータ内での会話自粛願い

フェイスシールドをして接客する様子

【3】「衛生管理トレーニング」・衛生消毒プログラムの啓蒙教育
・手洗い講習
・外部による衛生管理講習
・調理室、提供者への衛生管理マニュアル徹底
・8つの過程に分けた調理室業務衛生マニュアル
(1作業前、2食品の検収、保管 3下処理 4原材料等の保管、管理 5調理 6盛り付け 7施設、設備の衛生 8従事者の管理)
・社員評価項目に衛生管理理解度、実施度を導入

3万冊の蔵書ラウンジがある蓼科 親湯温泉

【プログラムを導入する3店舗の旅館】
独自の衛生・消毒プログラムを導入する3店舗の旅館は茅野市にある「創業大正十五年 蓼科 親湯温泉」と諏訪市にある「神秘なる諏訪湖に心癒される宿 上諏訪温泉 しんゆ」、そして同じく諏訪市にある「寛ぎの諏訪の湯宿 萃 sui-諏訪湖」です。どの店舗も以前より、料理提供はコース形式で全て個室の料亭またはレストランで行なっており、周りに気兼ねなく安心してお食事をお召し上がりいただけます。

【合資会社 親湯温泉】
長野県の蓼科と上諏訪で3つの温泉宿を経営。本館の蓼科 親湯温泉は大正15年創業の温泉宿。2019年4月に100周年カウントダウンプロジェクトの一環として明治、大正、昭和期の蓼科の軌跡を残すべく、当時この地区の文化の中心であった姿を表現した全館リニューアルを敢行。また姉妹館として2011年4月に上諏訪温泉 しんゆが、2016年6月には萃 sui-諏訪湖が上諏訪にオープンしました。

【会社概要】
会社名 合資会社親湯温泉(創業大正十五年 蓼科 親湯温泉)
代表者 代表取締役 柳澤幸輝
創業年 大正15年 6月
法人設立  昭和23年10月21日
所在地 長野県茅野市北山4035
会社HP   https://www.tateshina-shinyu.com/

【本件に関するお問い合わせ先】
合資会社親湯温泉
広報担当:今井さおり
TEL:0266-67-2020
E-mail:marketing2@shinyu-onsen.com

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