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〜おみやげのおはなし 02〜

蓼科 親湯温泉が選りすぐりの商品をご紹介している蓼科 親湯温泉のショップ「蓼科 trésor –トレゾール–」。今回は、数ある名品の中から、旅の思い出にも、大切な人への贈り物としてもおすすめしたい絶品のお茶「幻の高山茶」のご紹介です。 

「幻の高山茶」は、岐阜県旧春日村(現揖斐川町)標高400mの秘境の村で鎌倉時代から760年間ひっそりと作られてきたお茶です。かつてこのエリアには薬草になる植物が生え、織田信長が薬草園として整備させたのが茶畑としての始まりといわれます。現在でも村がほぼ、無農薬栽培というピュアな土地では、希少な日本古来の在来種を栽培。 在来茶とは、日本古来のお茶の品種のことで、品種改良された“挿し木苗”から育成したものに対して、蜜蜂が多様な品種の茶花の花粉を媒介した自然交雑でできた“種”から育った茶樹から穫るお茶のことを指します。

虫がつかないように、(虫は肥料の味を求めて群がるのです)肥料を与えずに育てられるので、土深くから栄養分をとろうと、根を7mも伸ばし土や岩の養分をしっかり吸い上げることができるので、味が濃く、ミネラルたっぷりのお茶になります。「蓼科 trésor –トレゾール–」では、茶畑のオーナー様と当館の社長が友人であったため、岐阜のものではありますが、もう日本全国でお茶の生産量の3%しか収穫されない、絶滅寸前の大変貴重な幻のお茶を販売しています。「高山 ほうじ茶」「高山 緑茶」「甘ほうじ茶」という3つの味わいをラインアップして、蓼科 親湯温泉オリジナルのパッケージにてお届けしています。

「高山 ほうじ茶」は、この希少な日本古来の在来種の茶葉を丁寧に焙じた(焙煎した)お茶です。豊かな香りとコク、しっかりとした味わいに、焙じることによって生まれる独特の香ばしさがプラスされた逸品です。

「高山 緑茶」は、畑の場所によって、また日の当たる時間によって微妙に変化するお茶の味を緑茶としてストレートに受け取れる基本のお茶。嫌味のない苦み、濃く深みのある味わいはお茶好きを自認する方にこそ、飲んできただきたいお茶の中のお茶。

「甘ほうじ茶」は、前述のほうじ茶に甘茶をブレンドしたお茶です。ほうじ茶の豊かな香りと、ほのかな甘さに心から癒されます。甘いのにノンカロリーなので、糖分を控えている人にもお勧めです。

「蓼科 trésor –トレゾール–」ではこれらのお茶をたっぷりと楽しめるガラス製ポットとグラスをご用意しています。耐熱ガラスで火にもかけられる実用性を保ちながら、見た目の優美さに心癒される逸品です。お湯の中で茶葉が開いていく様子、お茶の濃さを目で確認できるのも魅力。持ちやすいサイズの透明のグラスに注いで、優雅なティータイムをお楽しみください。近年、手軽にお茶を楽しめるということで、ペットボトルでお茶を飲まれる方も多いとは思いますが、お気に入りのポットで当館の極上のお茶を淹れる、その味は全く別物です。どうぞ、この希少なお茶をお楽しみ下さい。

→次回も選りすぐりの一品をご紹介します。

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