お知らせ

2023.05.01

〜小津の散歩道を歩く〜

撮影日2023年4月30日

今年は映画監督「小津安二郎監督」の生誕120年にあたります。
生誕120年企画として今年より茅野の桜スポットに「小津の一本桜」が追加されました。

「小津の散歩道」は小津安二郎監督と、脚本家野田高梧氏が
蓼科生活の一番の楽しみとしていた散歩道です。
その中でも、「小津の一本桜」は仕事に行き詰まったときなどに足繁く通った場所だそうです。

現在「小津の一本桜」は
昨日の雨で散ってしまった場所も見られましたが、可憐に淡いピンクの花を咲かせていました。
小津の一本桜のある場所は蓼科山や広大な木々が見渡せる場所です。
辺りの切り株に座り景色を眺めていると時が過ぎるのを忘れてしまうほど心地よく、ずっと座っていたい気持ちに駆られました。
小津監督や野田氏は同じ景色を眺め、何を思っていたのでしょうか。

「小津の散歩道」は約4キロの1〜2時間程で歩けるコースです。
無藝荘(むげいそう)に車を停め、当館方面に進み、プール平バス停付近の右手に続く道を曲がります。
しばらく進むと、「小津の散歩道」の案内看板が立っている入口にたどり着きます。
要所要所に案内看板が立っていますので、迷うことなく進めます。

道は閑静な別荘地の中にあります。
鳥のさえずり、川のせせらぎ、落ち葉を踏む音。
苔むした木。
道のりの散策をのんびりとお愉しみいただけます。
思いがけず鹿にも出会えました。

道中には、野田高梧氏の山荘だった「雲呼荘」に残された貴重な資料を保管、公開している「新・雲呼荘(うんこそう)」もあります。
雲呼荘に置かれた訪問者が自由に書き込んだ「蓼科日記」や「東京物語」「麥秋」などのシナリオ、野田氏の蔵書などが収蔵されています。

「新・雲呼荘」についてはこちら

《新・雲呼荘 野田高梧記念蓼科シナリオ研究所 》
◇住所/〒391-0301
    長野県茅野市北山蓼科4035 – 1360
◇TEL/0266-67- 2058
◇開館時間/10:00 〜 16:00
◇入館料/400円
◇開館期間/2023年4月29日〜10月下旬

《画像は茅野市HPよりお借りしました》

「小津の散歩道」詳細についてはこちら

無藝荘開館スケジュールはこちら


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