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〜蓼科 親湯温泉 長野ワインのおはなし 01〜

信州の山の幸をふんだんに使った和フレンチをベースとした「蓼科 山キュイジーヌ」とともに長野ワインを楽しむ。日本人ならではの感覚で生み出された繊細なもの同士のマリアージュ。互いの美味しさを引き立て合う最上の組み合わせ。五感を刺激する料理とワインに、心はときめき、会話がはずむ蓼科 親湯温泉の夕食は他にはない魅力に満ちています。

旅では、その土地のおいしいものを味わいたいもの。名物の料理やとれたての野菜や果物、そしてお酒類を楽しむことで、旅はさらに豊かなものになるのではないでしょうか。長野県では、地酒や地ビール、ウイスキー、さまざまなお酒が造られています。中でも、近年目覚ましく進化し注目されているのが長野ワインです。

信州とうみ観光協会提供

ワイン用のブドウの生産量が国内一位を誇る長野県は、山梨県に次ぐワインの生産地として知られています。なぜ、長野県ではおいしいワインを作ることができるのか。その理由の一つに、ワイン用ブドウの品質が挙げられます。雨が少なく、日照時間が長く、さらに昼と夜の寒暖が大きい長野県では、色づきがよく、糖度が高く、酸味も残る、深い味わいのブドウができるといわれます。また、傾斜地が多いため水はけがよいのも特長。さらに、南北に長く、各地で気温や湿度など気候条件に合わせて多彩な品種のぶどう栽培が可能です。長野県産のワイン用ブドウは県内のワイナリーで醸造されるだけでなく、大手のメーカーにも出荷されています。

そもそも長野県でワイン造りが始まったのは、明治時代のことです。明治政府の殖産興業政策を受けて果樹栽培とぶどう酒醸造が奨励され、明治23年(1890年)に塩尻市桔梗ヶ原地区でブドウの栽培が始まりました。本格的なワイン造りが行われるようになったのは戦後まもなくのころから。以来作り手たちの情熱と醸造技術の発達により、世界的にも高く評価されるワインが生み出されてきました。2010年になると急激に小規模なワイナリーが増え、2013年には長野県が「信州ワインバレー構想」を発表して、ワイン産業を推進。桔梗ヶ原ワインバレー、千曲川ワインバレー、日本アルプスワインバレー、天竜川ワインバレーという4つのエリアに分類し、地域で協力し合いながらワイン造りが行われています。

リニューアルの際にワインセラーを設け、国内外のワインを取り揃えている蓼科 親湯温泉。もちろん、厳選した長野ワインもラインアップしています。夕食に彩り豊かな料理とともに、レトロシックなバーで読書とともに、世界のコンクールで受賞歴のある長野ワインを味わい、豊かな時間が楽しめます。

→次回は、蓼科 親湯温泉で楽しめるワインを紹介します。

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