蓼科山聖光寺において2日に渡り「夏季大祭」が執り行われました。

聖光寺では、「交通安全祈願」「交通事故遭難者の慰霊」「負傷者の早期快復」を三大使命としています。

「夏季大祭」として毎年7月17日には「柴灯大護摩供(さいとうおおごまく)」と「火渡り」、18日には「夏季大法要」が行われました。

「夏季大法要」はコロナ禍という事もあり、関係者のみで執り行われ、トヨタ自動車の社長、重役、関連会社の方々、地元役員が「交通安全祈願」を行いました。

「柴灯大護摩供」とは野外で行う大規模な護摩法要のことです。
山伏(修験者)による「山伏問答」「法弓・法剣」などの諸作法ののちに、護摩壇(ごまだん)に火が灯されます。
煙があたり一面覆い尽くすと、たちまち炎が燃え盛り始めます。
参拝者の願いが書き入れられた護摩木が炎の中に投げ入れられると、ますます炎は強くなりました。この灼熱の炎によって煩悩や病苦が滅されます。

護摩壇が焼き尽くされると、灰の上を素足で渡る「火渡り」が始まります。
「火渡り」は山伏に続き、参拝者も参加できます。御幣を握り、心静かに灰の上を1人ずつ渡り、家内安全、除災招福を祈りました。

【蓼科山聖光寺HP】

《蓼科 親湯温泉よりお車で約6分》

蓼科 親湯温泉 山嵜