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〜蓼科 親湯温泉 SDGsのおはなし01〜

標高1,000mを超える高原に位置する蓼科。さらりとして気持ちのよい澄み切った空気が広がり、風光明媚なこのエリアは、多くの文人や芸術家たちに愛されてきました。そして、蓼科の素晴らしい環境は、蓼科 親湯温泉の最大の魅力の一つとなっています。

蓼科 親湯温泉では、蓼科はもちろんのこと、日本のそして世界の環境を守るために、SDGsへの貢献に向けて、SDGsの17の目標の中から11住み続けられるまちづくりを、12つくる責任つかう責任、14海の豊かさを守ろう、15陸の豊かさも守ろうという4つの目標に取り組んでいます。

SDGsが国連で採択されたのは平成27年(2015年)のことですが、実は蓼科 親湯温泉では、それ以前から環境を守るためのさまざまな取り組みを行ってきました。節水のために八ヶ岳山麓の雪解け水の湧き水を使用し、使用エネルギーの削減のために温泉には循環ろ過システムを、照明には消費電力の少ないLEDを使用。また、タブレットを活用するなど紙の使用をなるべく減らし、再生紙の利用、トイレットペーパーの使い切りといったペーパーレス運動も行っていました。令和2年(2020年)からは、連泊の場合ベッドメイキング(シーツ交換)や掃除機の使用をしないエコ掃除を開始し、年間約0.9トンの二酸化炭素を削減するほか、周辺環境の汚染防止に貢献してきました。

近年は、地球の気温の上昇による気候変動も問題になっています。その原因となっている温室効果ガス(二酸化炭素など)の増加を抑えるために、蓼科 親湯温泉では、カーボンニュートラル※に基づくプラスチック削減運動を実施。プラスチックストローの廃止など徐々に初めていましたが、今年からプラスチック使用量を削減したアメニティに一新しました。歯ブラシ、ヘアブラシ、レザー、コームは麦の穂を落としたあとの「麦がら」部分からなる再生可能な生物資源を含有することにより、ポリプロピレンの使用量を減らし、29%のプラスチックを削減。パッケージにも日本製のクラフト調の紙を使用し、89%ものプラスチックを削減に成功しました。シンプルで和の趣を感じるデザインも好評を得ています。

※カーボンニュートラルとは、「温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」こと。温室効果ガスの排出を完全になくすることはとても難しいですが、温室効果ガスが人為的に排出されたものから吸収または除去した量を差し引いて実質的にゼロにするという考え方をいいます。

次の世代が暮らす地球のために、未来永劫この美しい蓼科の自然があり続けるために、今何ができるかを考え、行動し続けている蓼科 親湯温泉。これまでもこれからも独自の方法で環境保護の取り組みを行い、SDGsに貢献し続けていきます。

→次回は、蓼科 親湯温泉が行う地域と連携した活動についてご紹介します。

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