今年で開館35周年を迎える茅野市美術館では、
茅野市出身の洋画家・篠原昭登さんの展覧会
「八ヶ岳山麓に生きる」を開催中です。
篠原さんは1927年に茅野市で生まれ、
諏訪中学校卒業後上京し、
現在の東京学芸大学美術家を卒業した後に、
洋画家の田崎廣助さんに師事しました。
1952年に一水会展、1958年に日展に初入選し、
現在も一水会と日展を中心に作品を発表されています。
本展では、萱ぶき屋根の山村が描かれた作品＜わら屋根と小川（1977）＞、
曲がりくねった棚田など失われつつある地域の風景＜山麓初夏（1992）＞など、
篠原さんの初期の作品から里山、高原を描いた作品などが展示されています。
関連イベントといたしまして、
下記の企画も開催されます。
8月29日（土）14:00～　『美術を語る「篠原昭登」』、
8月23日（日）14:00～　『きてみて！ギャラリーツアー！』、
8月16日（日）11:00～、22日（土）14:00～　『学芸員によるギャラリートーク』、
8月9日（土）14:00～　『きてみて！親子ギャラリートーク』
◆開催期間　：2015年8月30日（日）まで
◆会場　：茅野市美術館
◆開館時間　：10:00～18:00
◆観覧料　：一般500円　高校生以下　無料
◆休館日　：毎週火曜日（火曜日が祝日の場合は、その直後の休みでない日）
◆お問い合わせ　：茅野市美術館　TEL　0266-82-8222
詳細につきましては、こちらをご参照ください。
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2015/0725.html
萱ぶき屋根の家が描かれていたり、
昔の風景など
八ヶ岳の歴史を感じることが出来る作品がご覧いただけますので、
ぜひお立ち寄りいただければと思います。
吉本　順子