これまで映画・CMなど多くの撮影に使われ、
諏訪市でも人気のロケ地となっている
「霧ヶ峰高原」で撮影が行われた映画『永遠の0』がただいま公開中です。
映画は、ミリオンセラーとなった百田尚樹さんの同名小説が原作で、
太平洋戦争末期に特攻で戦死した祖父の足跡を60年後に孫がたどる物語です。
主人公のゼロ戦（零式艦上戦闘機）搭乗員・宮部久蔵を
岡田准一さん、孫の佐伯健太郎を三浦春馬さんが演じています。
昨年の8月末から9月初旬の5日間にかけて、
諏訪市の霧ヶ峰グライダー場や霧ヶ峰高原で撮影が行われ、
ゼロ戦の不時着シーン、岡田さんがゼロ戦に乗り込む場面など
映画のとても重要なシーンに使われています。
http://www.shinshu-liveon.jp/topics/node_226056

自然相手の撮影は苦労が多く、
霧ケ峰高原の寒暖の差の大きい気候により、
撮影時には「霧」に阻まれる場面もあったそうです。

しかし、その「霧」が晴れた霧ヶ峰の空は絶景で
そのロケーションは物語をより一層引き立たせています。
本作に登場する零戦は、
撮影のために制作された零戦原寸大が使われており、
霧ケ峰高原での撮影時には零戦が2基登場し、
現地で3時間かけて組み立てられたそうです。
http://www.city.suwa.lg.jp/www/info/detail.jsp?id=5766
ご興味がある方は、ぜひご覧になってみませんか？
吉本　順子