諏訪湖湖畔にあるサンリツ服部美術館のコレクションに、
重要文化財3件を含む8件の美術品が加わりました。
これを記念し、新収蔵品を館蔵品とともに公開する展覧会
「新収蔵品展　名品との出会い～重要文化財3件を初公開」が
6月6日（木）から開催されます。
重文は「上畳本三十六歌仙絵　藤原能宣像」、因陀羅筆の「寒山十得図」、
「紺紙金字一字宝塔観普賢経」。
加えて富本憲吉作の「白磁壺」を中心とする、
近代工芸も新たに収蔵され一堂に展示されます。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=28600
同展は平安時代から近代までの充実した書画、陶磁器を4章で展示され、
第1章では富本憲吉を中心とした近代工芸、
第2章は「上畳本三十六歌仙絵　藤原能宣像」と
「佐竹本三十六歌仙絵　大中臣（藤原）能宣像」を中心としたやまと絵が並びます。
同一歌仙を描いた上畳本と佐竹本をご覧いただける、
またとない機会となっております。
第3章は因陀羅筆「寒山拾得図」を中心とした唐物（中国産）の茶道具、
第4章は「紺紙金字一字宝塔観普賢経」と仏画を展示され、
荘厳な仏教美術の世界がご覧いただけます。
関連イベントといたしまして、
6月9日午後4時30分から午後6時まで記念講演会が開かれます。
五島美術館（東京都世田谷区）の学芸部長　名児耶明さんが、
「歌仙絵の楽しみ方―詞書の書風から見る―」を演題に講演いたします。
記念講演会は入館料のみでご観覧いただけますが、要予約となっております。
・開催期間　：2013年6月6日（木）～7月15日（月・祝）
・開館時間　：9:30～16:30
・休館日　　：祝日を除く毎週月曜日
・入館料　　：大人1,000円　小中学生600円
・お問い合わせ・お申し込み　：サンリツ服部美術館　TEL　0266-57-3311
イベントの詳細につきましてはこちらをご覧ください。
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/next.html
吉本　順子