主の独り言

2013.05.01

人生のライフサイクル byレビンソン

レビンソンは、人の人生は個性的で
全く違うように見えるが、実は構造は同じである事を見つけた。
(男性のみサンプル)
そして、私も38才という年齢になり
考えさせられる現象が節目の時期にあった事を再確認した。
さらに言えば、私の友人や知人にも。
例えば、 節目として“過渡期”という言葉を使いながら
彼は人生を構造化している。
17才から22才が成人への過渡期
40才から45才までが人生半ばの過渡期
60才から65才が老年への過渡期
など。
過渡期というのは、それまでのライフサイクルが
新たなライフサイクルへと移り変わる節目の時期を
彼は過渡期と表現している。
そして、新たなライフサイクルに
平穏に移行する人と
大事件と共に移行する人と
居ることを発見する。
過渡期はとにかくいろいろあるそうだ。
ライフサイクルは
生育歴はそれぞれ違っても
ある年齢に達すると来るモノであろうとレビンソンは言っている。
そして、私はもうすぐ“人生半ばの過渡期”を迎える。
この過渡期を迎えるに当たっては
2年前から準備しているが
果たして大きな事件無く超えられるかどうか・・・
正直不安である。
レビンソンは“私は大丈夫”
という人ほど過渡期で大きな災難に見舞われる事を示した。
過渡期とは、価値観の逆転を意味する。
ユング的に解釈すれば、
影や元型の復讐。
今まで生きられなかった反面を認識し
折り合いをつけることが
過渡期を迎える為の“準備”であると私は理解している。
こうやって書いていると
僕は大丈夫なように感じるかも知れないが
決してそんな事は無く、
すっごーーーーーーーーーーく“不安”
だから準備をしている。
私の親戚、友人、知人など
過渡期で何かしらの大きな災難にぶち当たり
今までの人生の価値観を否定される出来事に
見舞われていることを私は知っている。
だから不安なのだ。
しかし、不安不安だと言いながらも
準備作業を続けていると
昨年くらいから“年を重ねること”に喜びを感じれるようになった。
私の師匠は“50になったらさらに人生が楽しくなった”と言っている。
僕も、40になったら同じ事を自然に言えるようになりたいものだ。
 

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