主の独り言

2022.03.10

2つ目の窓 河瀨直美

映画のような出逢いもエピソードも無かったが懐かしさが込み上げてくる。

特に思春期の男の子の心情を海のメタファーで表現されていてこれが凄く良かった。
彼には海は母であり女性であり愛着でもあり恐怖でもある。多くの男が共感を得る部分でもあろう。

そして、タイトルの2つ目の窓の意味もジワジワと立ち上がってくる。

村上虹郎のデビュー作(しかも親子共演)だと思うが、彼は今後の日本映画を代表する俳優になるのだろう。
河瀨直美監督の作品をタイムリーに視聴できていなかった事が悔やまれる。

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