主の独り言

2022.02.06

帝国以後 アメリカシステムの崩壊 エマニュエル・トッド

ロシアのウクライナ侵攻危機の昨今、今一度読み直す。

当時の僕が引いた赤線を辿りながら読み返すと、著者の予言的な知見が明らかになり驚く。

アメリカ、ロシア、ドイツ、フランス、イギリス、日本、それぞれの置かれた立場が明確になると共に、世界の警察とも揶揄されたアメリカの凋落が浮き彫りになってくる。

識字率と出産率に着目した視点は非常に納得性の高いものであり、アラブやアフリカ方面の今後が素人なりにも大枠予測できるようになる。

アメリカがアメリカである為には敵が必要。これについては再認識させられた。

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