主の独り言

2019.09.24

蓼科日記 抄

今年も、小津安二郎記念・蓼科高原映画祭が開催されています。
もう22回。実行委員会の皆様には本当に頭が下がる想いです。

弊社も、例年同様にフィルムスポンサーをさせて頂き、
今年は、メインフィルム彼岸花を応援させて頂きました。

改めて、小津安二郎監督と蓼科の繋がりを調べたく、
蓼科日記抄を読む事にした。
約600ページの大作。

読めば読むほど小津監督と、脚本家野田高梧先生との
穏やかな日常を垣間見ることが出来、
読んでいる僕の方も温かい気持ちになっていった。

蓼科親湯温泉の記述は、20箇所以上もあり、
監督達が、数多く御来館頂けたことが
知っている事だが改めて嬉しく思った。

とにかく、当時の蓼科は
読めば読むほど素敵な場所である。

我々は、小津監督達が愛した蓼科を、
より磨きをかけて行かなければならない。
そんな責任も改めて感じたのであった。

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