主の独り言

2018.09.27

Belief

僕の仕事を分解してみると、
社員との面接時間は多い部類である。
ここ数年は、以前に比べ倍くらいになったかも知れない。
と言うのも
Beliefという信念を持っていない、または少ない
新入社員が多くなったからだ。
これらについては、釈迦に説法で
日本の現状を示す材料は
至る所に掲載されている。
問題は、どのように対応するか。
これに尽きる。
で、当社の対応策の一つとして
僕との面接という事が組み込まれている。
ハーズバーグ理論で明らかなように
自分の周りの様々な環境に動機づけされていると
様々な困難に弱くなってしまう。
大切なのは、動機づけは“ありかた”に
フォーカスしていなければならないという事。
だから、その在り方の発見が僕の面接の仕事である。
しかし、簡単に個人の在り方など
気づかせられるわけはない。
悶々としたモラトリアム状態から生き生きと復活する社員もいれば、
モラトリアム状態から退社の道を選ぶ社員もいる。
そんな時は、自分の無力さを痛感し、
もっと寄り添えたのではないかという
自戒の感情が襲ってくる。
親御さんから若い新入社員を預かる責任者として、
もっと体系的にBeliefを醸成できる
会社を目指さなければならない
と強く感じている。

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