主の独り言

2018.06.30

宴どころ みすゞ かり


「みすず・刈る」は、信濃の荒野に生い茂る篠竹(しのだけ)の姿を見て、まだ文字もなかった頃の上代人(飛鳥の頃)が、思わず感動の歌ごえを唇にのせたもので、『万葉集』に収められている、古くから信濃の枕詞です。
透き通るような爽やかな大気と清冽な川の流れ、豊かな自然に抱かれた信濃の国の豊かな食を味わっていただく場として 宴どころ みすゞかり と命名しました。
 蓼科親湯では、お酒を私たちの大切なおもてなしと位置づけております。
入り口には、諏訪の酒蔵から取り寄せている世界に誇る日本酒各種、
その名を徐々に高めている、和食に合うNAGANO Wineを、おそらく県下一豊富に取り揃え、セラーを構えて宴どころにお入り頂いたお客様のワクワク感をいやが上にも高めます。
 宴どころに一歩足を踏み入れれば、大正、昭和初期の日本の大工により洋館が建てられた当時の雰囲気を感じられ、大正ロマネスクの扉に仕切られた各個室で、寛いでお料理を、お酒を堪能していただけます。
 夏でも朝、晩は涼しく、冬は極寒の蓼科で、床暖房で下からポカポカと心地よい温かさが自慢です。
かつて元祖湯治場だったこの蓼科親湯で、温泉であたたまり、お鍋料理であたたまり、お酒であたたまって、身も心も極上の開放感を味わってくださいませ。

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