主の独り言

2018.03.18

堕落論・日本文化私観 坂口安吾

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名著 堕落論。
数ページのエッセイなのに
なんとも言えない重厚さを感じる。
戦後の庶民に堕落を説く。
当時としたら、センセーショナルなタイトルなのだろう。
しかし、
戦後の人々には応援歌に聞こえたのかも知れない。
と僕は切に感じた。
そして、僕の読後感想は、業の肯定。
立川談志の言葉だ。
坂口安吾は、リアリストなのだろうと
僕は思う。

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