主の独り言

2016.11.05

六韜(りくとう) 太公望

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諸葛孔明と並び、
名軍師と名高い太公望(呂尚)の著作と言われている書。
(先日ブログに書いた三略も太公望の著作と言われている)
諸葛孔明も、
太公望の戦略を参考にしたともされ、
軍師として中国史における祖であると考える。
ここからはうろ覚えだが、
ある時呂尚は、中国最初の国である殷(いん)の
紂王(ちゅうおう 酒池肉林で有名な王)の士官になった。
しかし、紂王はかの悪名高い妲己(だっき)と付き合うことでおかしくなっており
呂尚は紂王に徳が無いとみかぎり、後の周を建国した文王の元に身を寄せた。
(文王が、釣りをしている呂尚を口説くエピソードは有名である)
そして、文王や殷を滅ぼす武王に軍事を指導した
エピソードやノウハウが記載されているのが
この六韜なのである。

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