主の独り言

2016.05.29

利己的な遺伝子 リチャード・ドーキンス

R・ドーキンスの名著である。
身体は遺伝子を運ぶビークル(乗り物)である。
こんな強烈なメッセージで有名な本だ。
昨今、遺伝子に興味があって
利己的な遺伝子を引っ張り出してくる。
それにしても、数多いドックイヤーに
過去の僕が相当感銘を受けた事がうかがえる。
しかも赤線だら。
相当興味深く読み込んだのだろう。
この本を読んだのは、記憶だと学生の時。
もう、身体はビークルであるという事くらいしか覚えていなかったが、
改めて読むと記憶が一部甦ったのと多少知識がついたのとで
名著である所以を明確に感じる事が出来た。
利他的な行動が実は利己的になっている。
改めて思い起こすと、利他は利己であると本質的には思える言動も数多い。
そして、改めて“自由とは何か”と言う事が脳裏に浮かぶのであった。

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