主の独り言

2016.03.12

「闘争」としてのサービス 山内裕

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“良き本である”と後で回想できる本の最初は
いつでも難解である。
これは僕の一つの指標だ。
そして、今回出会ったこの本も
読後に、ジワジワと理解の波が訪れて
再読すると著者の言わんとする事の切り口が
とても斬新で有り、効果的である事が分かった。
サービスについての道徳的な本はありふれている。
この本は、サービスを道徳で示すのでは無く
心的やりとりを解明し
サービスを構造で示しているところが
とても興味深い。
正に、サービスは闘争である。
僕個人のサービスという概念に
ジワジワと影響を与えてくるであろう
刺激的な本であった。

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