主の独り言

2014.11.03

偉人

自宅の書棚の奥に隠れていた本を見つけた。
何ページにもわたり、赤く線が引かれてあり
そして、ドッグイヤーも至る所に。
明らかに、何度も何度も読み込んだと
直ぐにわかるしわくちゃの表紙・・
この本は中学生の時、
じいちゃんが僕にプレゼントしてくれた本だった。
じいちゃんからのプレゼントが妙に嬉しくて
何度も何度も読み返した記憶が
本を手に取った瞬間に湧き出てきた。
当時は、難しくて挫折しそうにもなった。
なんせ、人生経験が乏しい中学1年。
とてもじゃないが人生の苦楽などわかるはずも無い。
その状況が、線の引き方から見えてきた。
当時の僕は相当苦労したようだ。
今では、1時間もあれば読める本。
書き手の実力がそうさせてくれると思っている。
この著者の本のリメイク版を
昨年3冊も買っている。
中学時代に読んだ記憶はすっ飛んでいた。
それで、読んでいて懐かしさを感じていたことがわかった。
知らず知らずに、僕の中にすり込まれていた。
著者の足下にも及ばないが、
この著者の影響は相当受けているのだろう。
本田静六。
安田善次郎、岩崎弥太郎 等に並ぶ
僕の大好きな偉人の一人です。

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