主の独り言

2011.07.11

残念ですが・・

本日、蓼科中央高原の横谷温泉旅館さんが、民事再生を申請した。
http://www.shinmai.co.jp/news/20110712/KT110711BSI090021000.html

負債は66億円。
保証債務が約30億円あったにせよ、
よくもまぁこんなにも借りたもんだ。

昨年末には、蓼科グランドホテル滝の湯さんが、負債14億で会社更生法を申請され・・
ここ最近、蓼科は違う意味で紙面を賑わせてしまっている。

同じ仲間として非常に残念でたまらない。

双方とも、金融機関からの借入を
必要以上に借入してしまっているところが
そもそもの原因。

貸す方も問題があると思うが
やはり、計画性なく自社の見栄だけで借入を
増やしてしまったことは弁解の余地はないだろう。

そして、このようになる直前は
採算度外視の価格優位戦略を取り
自転車操業状態。

その結果、地域の価値も下がり・・

このような悪い循環が、蓼科だけではなく
全国で広がっている。

蓼科温泉ホテル親湯は、会員様を始めとした多くのお客様に
お越しいただいており、
お陰さまでありがたい経営状態です。

4月には新店舗も上諏訪にオープンさせていただきました。

これからも身の丈に合った経営をする中で
お客様の思い出作りを演出するという企業ミッションに基づき
少しずつですが、毎日成長していきたいと考えております。

滝の湯さんは大手オリックス不動産が買収され、
経営に当たるようです。

そして、横谷さんは民事再生で自力再生を目指すようです。

いずれにせよ、素晴らしい蓼科。
微力ですが皆で守っていき、後世に伝える。

ここにフォーカスしていきたいものです。

  

   

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