主の独り言
2013.12.20
生演奏と知覚
とあるクリスマスパーティー。
若輩者の私が、演出及び司会。
どーなる事かと、ヒヤヒヤしていたが、
バンドの実力もあってか
好評に終わった。
選曲も、団塊世代が多いことから
オールディーズに絞った事が功を奏した。
やっぱり生は良いモノだ。
私たちの知覚を直接刺激
するからかもしれない。
客体は分からないから、まずは
自分の知覚からスタートしたのが
フッサールの現象学だ。
そして、その知覚もドグサにまみれているから
その皮を一枚一枚はがして
真実を見つけていく。
そんな事を考えながら、
バンドの生演奏を聴いていると、
エルビスのパートでとある事を急に思い出した。
私の幼少期、親父がレコードでエルビスを流していた。。
この事は、僕にとっては、とてもとても大きな発見だった。
自分の“好き”とは過去の自分のアーカイブに
その因子が貯蔵されているという。
僕のエルビス好きも結局、
親父の影響だった可能性が高いのだ。
自分なんて、結局
環境の産物である事に気づくことが
大切なんだよな。