主の独り言
2021.01.18
貞観政要 呉兢

中国古典が好きな所は、比較的抽象的に描かれている事。だから時代が違っても現代でも充分通用するし、応用が利くところ。さらに、人が相手という所は昔も今も全く変わらない。だから現代でも愛され続けているのだろう。
貞観政要は、家康も愛した古典でありマネージメントをする立場のビジネスマンには必須の本だとも思っている。
孫子や呉子、韓非子等と違い、軍のあり方や、闘い方は出てこない。多くの例えに表されるように、君主と国民との関係に終始している。
過去学ばせて頂いたお陰で、少し血肉になっている所を発見して喜び、まだまだ力不足である事を改めて痛感するのだった。