安全・安心への取り組み
〜危機管理と衛生管理〜
2020年のコロナ禍を経て、当館が導き出した答えは「見えないリスクへの徹底した備え」でした。
お客様が不安を感じることなく滞在をお愉しみいただけるよう、私たちは以下の二つのプログラムを主軸に据えています。
お客様と社員が安全に安心して過ごせる環境づくりのために安全という見えないおもてなしを提供して参ります。
危機管理プログラムとは
事故による被害が起こらないよう勤めると共に、自然災害など防ぐことのできない万が一のことがあった際に、より適切に安全に対応するためのプログラムです。その一環として導入している「災害時緊急対応ガイド」では、宿泊機能のみならず、非常食の用意や衛生的な空間の確保、プライバシーが保護された環境の提供、スタッフの迅速で的確な避難誘導の対応力も含めた、安心して滞在できる宿泊施設を目指し、日頃から災害への備えを徹底しております。
未然に防ぐ熊対策
当館では、これまでに熊の被害及び目撃情報はございませんが、お客様に安全・安心にご滞在いただくために未然に防ぐ熊対策を講じました。
電気柵の設置
外からの熊の侵入を防ぐ為、露天風呂エリア全体を囲う形で、電気柵を設置しました。
手動ドアへの切り替え
熊が館内に容易に入って来られないよう、エントランスの自動ドアを手動に切り替える工事を行いました。
熊よけの鈴やスプレーの貸し出し
災害時緊急対応ガイド
施設の安全管理
非常時の安全管理のため、以下の取り組みを行っております。
避難経路図の設置
バッテリー運転に対応したエレベーターの設置
停電を検知した場合、電源を直ちに専用バッテリーに切り替え、最寄階に着床させることが可能です。エレベーター内での閉じ込めを未然に防止します。
ガソリンを利用した非常用発電機
防災備蓄品の用意
当館では、災害などの非常時に備え、以下の防災備蓄品を常備しております。
プライバシー空間を確保した非常用トイレ
懐中電灯
非常食
飲料水、食料等
救急用品
ばんそうこう、包帯、常備薬品等
衛生用品
マスク、手指消毒用アルコール、ウェットティッシュ、体温計、生理用品等
寒冷対策一式
毛布、ブランケット、防寒具、カイロ、タオル等
安全管理トレーニング
当館では、万一の際に、お客様の安全のための適切な行動を取れるよう以下のトレーニングを行っております。
避難訓練
全スタッフを対象として年に二度、火災や地震等の災害を想定した避難訓練を実施しております。避難誘導のシミュレーションを始め、消火器訓練も行っております。
上級救命講習
当館には、心肺蘇生、AEDの使用、止血法をはじめ、火傷や熱中症、骨折の応急処置法などの対応が可能な「上級救命技能認定証」を持つスタッフもおります。
安全管理に関する新着情報
衛生・消毒プログラム
2020年の新型コロナウイルス流行にいち早く対応するために導入した独自のプログラムです。①「施設の衛生管理」②「人からの感染防止」③「衛生管理トレーニング」の3つの視点から構成されております。以前より行なっていた衛生管理の取り組みに加え、新たに3密(密閉・密集・密接)を避けた行動基準、細菌及びウイルスを“つけない““増やさない”“やっつける”を行動基準として考案しました項目と合わせて多岐にわたる内容となっております。
※本プログラムは、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会「宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)」、厚生労働省「HACCPに基づく衛生管理のための手引書」を元にプログラム立案しております。
※当館はGOTOトラベル参加条件を徹底・実施しております。
※今後の情勢によって内容を変更する場合がございます。
①施設の衛生管理
当館では、お客様に安全安心にお過ごしいただくために徹底した施設の衛生管理を行っております。
全客室プラズマクラスター空気清浄機設置
アルコール消毒ポンプの設置
全パブリックスペース
接触感染リスクが高い箇所の消毒
玄関に抗菌マット設置
外部機関による衛生監査
全室禁煙、法に基づく喫煙室設置
館内全パブリックスペースの自動水栓化
東日本初、トコジラミ予防装置「Valpas」を導入

当館では、トコジラミ対策として特許取得の捕獲装置「Valpas(バルパス)」を全客室に導入しました。(2025年10月時点、東日本初)
トコジラミとは人の血液を吸い、激しい痒みを与える寄生虫です。荷物や衣類を介して持ち込まれる可能性もあるため、清潔にしている場所も安全とは言えません。そのため、当館では、お客様に安心してご滞在いただけるようトコジラミを予防する捕獲装置「Valpas」を導入しました。
「Valpas」は、海外の高級ホテルでも採用が進んでいる特許取得済みのスマートデバイスです。トコジラミが好む環境を再現したデザインと素材により、トコジラミをおびき寄せ、捕獲します。さらに専用アプリケーションにも接続されており、常に安全性がモニタリングされる仕組みになっております。捕獲後は、検知情報を通知することで、繁殖前に対処できます。薬剤も使用しないので、人にも地球にも優しいトコジラミ対策です。
※未然防止のために、導入をしております。当館にてトコジラミが発見されたことはございません。
CO2濃度を測定し、3密を数値化

当館では3密状況を見える化すべく「CO2センサー」というシステムを導入しております。「CO2センサー」はCO2(二酸化炭素)濃度を測る機械です。人が密集するほどCO2濃度が上昇する原理を利用し、大浴場などのパブリックスペースの密集状態を測る目的で使用しております。緑、黄、赤の3つの段階と警告音でモニターの画面上にCO2濃度を表示しております。3密回避の1つの基準としてご利用ください。画面に表示されたCO2濃度を確認して、密を避けたご利用をお願い致します。
【3段階表示】
- 緑色 〜999ppmまでは、換気が良好(密集していない)
- 黄色 1000〜1499ppmは、換気推奨(やや密集している)
- 赤色 1500ppm〜は、換気が必要(密集している)
※上記のCO2濃度による換気推奨数値は厚生労働省発表の数値を基準にしております。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf
空間除菌・殺菌
新型コロナウイルの空気感染状況を鑑みて空間の除菌・殺菌器を館内パブリックスペース各所に設置しております。殺菌力の高い深紫外線LEDやウイルスを分解して除菌する光触媒などの最新テクノロジーを利用して、安全な空間提供に努めております。
調理室での取り組み

調理室では食品衛生のHACCP(危害要因分析に基づく必須管理点)を導入して衛生管理に特に気を使っております。また納入食材及び他納入物の消毒や調理室入室の際の靴、服消毒も念入りに行なっております。
※HACCPとはHazard Analysis Critical Control Pointの略で「危害要因分析重要管理点」というものです。HACCPは国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会が発表したもので、食品の状態や扱いの重要項目を記録し管理する食品衛生管理の手法です。当館はこのHACCPに沿って食品衛生管理を行なっております。
浴場内の衛生管理
当館では、温泉を安全にご利用いただく為、厚生労働省及び保健所が定めた方法・清掃頻度を遵守して、浴場内の衛生管理を行っております。
設備
- 循環式浴槽(週に1回以上定期的に完全換水し、浴槽の消毒・清掃をしております。)
- 濾過器
- 塩素注入機
頻度
- 浴場の清掃:毎日
- 湯抜き清掃:週1回
- 塩素消毒:湯抜き清掃時に毎回(塩素濃度を保つ為に塩素注入機により常時消毒)
- 残留塩素濃度測定:毎日(1日2時間以上0.4mg /L〜1.0mg /L以下で調整)
②人からの感染防止
当館ではご滞在中の人からの感染防止のため、以下の取り組みを行っております。
全社員の検温及び体調管理記録
出勤時及び勤務中のうがい、手洗い、アルコール消毒必須
毎月の検便検査実施、ノロウイルス検査実施
11月〜3月
インフルエンザ予防注射実施
清掃時の手袋着用
料理調理時の手袋着用
ご入館時の検温、アルコール消毒願い
個室でコース料理形式の料理提供
ランチサービスの提供時、ご希望のお客様には提供場所選択可
全納入業者へのマスク着用及び手袋着用願い
パルスオキシメーター(酸素濃度測定器) ※1貸出
※1 当館が測定値に対し判断をすることはございません。
③衛生管理トレーニング
当館では、衛生管理に関わる知識を身につけ、実践するトレーニングを行っております。
弊社衛生消毒プログラム2020の啓蒙教育
本プログラムは、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会“宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)”、厚生労働省“HACCPに基づく衛生管理のための手引書”を元に立案しています。立案の主旨や必要性などの教育を全社員向けに行っております
ATP検査
手指に付着している菌の数を測定し、手洗いの状態を可視化します
手洗い講習
外部による衛生管理講習
調理室、提供者への衛生管理マニュアル
8つの過程に分けた調理室業務衛生マニュアル
以下の「業務衛生マニュアル概要」より調理室業務の衛生管理における全体構成を、一覧でご確認いただけます
社員評価項目に衛生管理理解度、実施度を導入
業務衛生マニュアル概要
- 作業前
- 手指の洗浄・消毒
- 作業靴の消毒
- 器具、作業台、冷蔵庫等の消毒
- 食品の検収・保管
- 検収を行い、記録簿に記録・保管(相互汚染を防ぐ保管)
- 品質、鮮度、包装、温度
- 下処理
- 非汚染作業とまたがることのないよう留意
- 下処理従事後、手指の洗浄・消毒
- 原材料等の保管・管理
- 野菜・果物:流水で洗い、必要に応じて次亜塩素酸ナトリウム溶液で殺菌後、流水にてすすぐ
- 魚介・食肉:必要に応じて次亜塩素酸水に浸漬後、流水にてすすぐ
- 調理
- 調理台、水槽の洗浄・消毒
- 加熱調理にあたっては中心部が殺菌温度まで加熱されていることを確認
- 作業前に手指の洗浄・消毒
- 調理室内の温度、湿度を確認し記録簿に記録・保管するとともに換気を十分に行う
- 盛り付け
- 料理に直接手を触れないようにすること
- 調理が終了した食品は適温で管理
- 施設、設備の衛生
- それぞれ区分けされた付近を用い専用のものとする
- 設備内温度の記録・保管
- 従事者の管理
- 業務事業者の健康状態を衛生管理点検表で個別に記録・保管
- 身体衣服は常に清潔に保ち、調理衣、エプロン、マスク、帽子、履物を着用
- 検便検査の実施→前述の結果、食品衛生上支障がある場合は業務に従事させない事
ノロウイルス対策
当館では、ただ宿泊場所を提供するだけでなく、お客様に「安心して滞在できる空間」をお届けすることを大切にしています。昨今、全国的に問題となっているノロウイルスによる感染症。特に冬場に流行しやすく、感染力も強いノロウイルスですが、当館では、“日々の手洗い”はもちろんのこと、ノロウイルス対策としての研修や定期検査をはじめとする衛生管理の徹底も欠かさず行っています。これらの取り組みも、お客様の笑顔と信頼につながりましたら幸いです。
全スタッフの【手洗いの励行】

衛生・消毒の基本である“手洗い”。お客様に安心してお過ごしいただくために、新入社員を含めた全スタッフがノロウイルス対策も意識した“手洗い”をはじめとする衛生管理に力を入れております。
【嘔吐物処理研修】の実施

毎年、嘔吐物処理研修を実施し、感染症の拡大防止に努めています。研修では、プロの講師を迎え、姉妹館を含む約20名のスタッフが参加しています。ノロウイルスをはじめとする感染症を防ぐための嘔吐物処理方法や清掃のポイントを、座学と実技を交えて学び、適切な処理手順を身に付けます。万が一の際にも迅速かつ正確に対応できるようになるために、参加者全員で真剣に取り組んでいます。
定期的な【ノロウイルス検査】の実施
ノロウイルスが流行するシーズン中に、毎月ノロウイルス検査を実施しております。例年、飲食業務に関わる全スタッフ、継続して検査を行っています。この定期的な検査を行うことで、食品衛生管理の徹底を図り、お客様により安全な食事環境を提供できるよう努めています。
緊急時の病院、保健所について
当館の近くには救急病院がございます。
諏訪中央病院(車で15分)
TEL: 0266-72-1000
住所: 〒391-8503長野県茅野(ちの)市玉川4300番地
当館は諏訪保健所の管轄にございます。
諏訪保健所
TEL: 0266-53-6000


