主の独り言
2020.02.02
ブラックスワン ナシム・ニコラス・タレブ
名作ブラックスワン。
2009年に日本で発売され、即読んだ上下巻。
当時のブログでこんな事を僕は書いた。
(2005年から2009年のブログは非表示中)
2009年6月のブログ抜粋
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タイトルのブラックスワンとは、オーストラリアで見つかった鳥。
それまでは、世の中には白鳥しかいない!!
という常識だったが、このブラックスワンを見つけてからその常識は覆される。
この事をモチーフにしたこの書籍。
世の中の常識と言われるものををぶった切る。
“ブラック・スワン—不確実性とリスクの本質” 著ナシーム・ニコラスタレブ
洋書では出ていたが日本語に翻訳されたのはつい最近。
手に届いてから、子供がおやつを待ちわびるようにがむしゃらに徹夜で読破。
この本の本質は、日々私たちの日常における“あたりまえ”
という常識を疑うことにより新しい側面を見いだせるということ。
もっとぶっちゃけて言うと、世の中にある常識やノウハウなどというものには必ず裏があり、その裏(本質)を見抜ける人と見抜けない人では・・・
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再読すると、著者の言わんとすることがよりわかる。
それは2009年から人生経験を積んだから、と言うこともとても影響していると思う。
ブラックスワンはいる。
そしていつ何時現れるかは分からない。
そろそろ日本にも現れてくるかもしれない。
インターネットで過密に繋がった現代では、ブラックスワンの影響力はとてつもないだろう。