主の独り言

2015.03.18

ゲーテ ファウスト

不朽の名作ゲーテのファウストを読む。
高校時代ちんぷんかんぷんだった記憶だけがよみがえる。
IMG_3780

ストーリー的には理解していっても
随所随所に織り込まれてくる
メタファーが理解出来ない点が多々ある。
ここがゲーテのレベルを読み込めない
僕の実力なのだろうと今はいい意味で諦めている。
読めば読むほど謎が深まる。
ゲーテの思惟にハマっている自分がまた心地が良い。
とにかく分からないのが楽しいと言う感覚だ。
また、何年後かに読むと
少しは理解が深まっていることを
期待し、後ろ髪を引かれつつ本を閉じた。
自分の“読書力”を試す試金石になる
珠玉の作品である。

Category

Archive