主の独り言
2012.12.27
仮面ライダー龍騎と原型
現在、小僧達と仮面ライダー龍騎を見ている。
これは2002年の仮面ライダーのシリーズ。
この仮面ライダーは仮面ライダーが敵味方合わせて“13体”ライダーが出てくる。
ミラーワールドというパラレルワールドの中で
繰り広げられる、ライダーの戦いなのだが。
明らかにテーマとしてわかっているのが、
ヴァルキューレをテーマの一つにしている。
これは、ご存じの方も多いと思うが北欧神話。
なぜそう言い切れるかというと、
最強の敵の名前が“オーディーン”
これは、北欧神話に出てくる、
全知全能の神“オーディン”から取ってきたのは自明だろう。
さらに、このオーディンは“戦争と死を司る”
仮面ライダー龍騎のオーディンのポジションと同じである。
私なんかが、この仮面ライダーを見ると
“ユングの原型”で見る事をアイディアとして出てくる。
原型が神々である事は、知られているが、
13人の仮面ライダーがそれぞれ私たちの中にある“原型”の顕在した姿。
この様に考えると、どの仮面ライダーに自分を“投影”するかで
見方が違う。(小僧達は、当然主人公に投影する。)
さらに、この仮面ライダーはシリーズ唯一、最終回を前に主人公が死ぬ。
このあたりも、原型を意識したものであると私は考える。
最後に生き残るライダーの原型は
ここでは言わないが、こういった原型がこれからの不透明な時代も
生き残る原型なんだろうなーと思うのだ。
そして、面白いのがこの仮面ライダーは“繰り返す”コレもテーマの一つ。
私たちの世界を取り巻く歴史の様である。