The story of your life
at Shinyu-onsen

写真_ワインで乾杯する浴衣の女性ふたり

STORY 03大切な友と訪れたい
心を豊かにする旅

  • 美味しいお酒を飲みに旅に出る これが今回の旅のテーマ。30年来の友人の退院祝いを兼ねている。病院では全く酒を飲めなかったから(当たり前なんだが…)うっぷんがたまっている、とかで、美味しい日本酒と最近とみに名声の高まっているNAGANO WINEの品揃えが豊富で、両方一緒に愉しめる稀有な宿、との情報を聞きつけて長野県蓼科の親湯温泉に来てみた。

    何でしょうこの宿は!広い玄関はごくシンプルなのに一歩中に入ると独特の世界観。色とりどりのソファにペルシャデザインのカーペットが敷き詰められ、景徳鎮にカサブランカが活けられている!

    そして圧巻は、本、本、本。えっ? ここは図書館?と見まがうような圧倒的な数の本が美しい本棚にセンス良く収まっている。その本をよく見てまたビックリ。昭和の初期あたりの古書がそこここに惜しげもなく置かれている。「昔の本はこういう装丁だったのよね~」余白ギリギリまで文字が書かれたページを繰りながら、かつて我が家にもあったその時代のものを懐かしく思い出す。

    友人は谷崎源氏をみつけて、やはり懐かしそうに眺めている。本好きの友人が突然「ここに100年いたい」と言い出して思わず納得してしまった。気が付けば目の前にこれまた素敵なバーカウンターがあるではないか!こんな素敵な宿に病から復活して来ることが出来た友人の健やかなこれからを願ってモエ・シャンドンで乾杯する。

    写真_バーカウンター
  • ああ~ 極上の味。さて、本番はこれからだ。この宿は女性専用の素晴らしい渓谷露天風呂があるとのことで、さっそく入ってみた。美しい渓谷を見渡しながら少しぬるめの気持ちのいいお湯につかると、ごく自然と「極楽、極楽」という言葉が出てくる。露天風呂での湯浴みって神様が日本人に与えてくれた特権だとつくづく思う。

    お待ちかねの夕食の時間。さあ~飲むわよ~ って友人は張り切っている。宴どころの入り口に左は日本酒、右側はワインのセラーになっていてそれを横目で見ながら個室に案内してくれるのだが、なんとも気分が盛り上がる。呑兵衛なら何を飲もうか、もうこの時点で頭がいっぱいのはずだ。

    大正時代の建物を想起させる美しい廊下にぼんぼりライト。各個室にも影がきれいに浮き出るガラスのライトがつけられていて、食事を楽しく演出してくれる役者として十分だ。人は舌だけで食するものではない。誰と、どんな会話を楽しみながら、どんな器で、どんな雰囲気の中でお食事をするかで味って全く違ってくるから不思議である。

    綺麗に並べられた酒瓶
  • 噂通り、ワインのセレクションが20種以上もある。これはワイン好きの私にはたまらない。普通は旅館って3種類くらいしか置いてない所が多く、ホテルだと逆に日本酒が3種類位だったりするので、流石日本一のワイン生産県&蔵元を諏訪にかかえている地域だけのことはある。

    スタッフの方に快気祝いであることを告げ、美味しい赤ワインを見繕ってもらった。もちろんNAGANO WINEである。優しく力強い味だ。まるで友人のように。「退院おめでとう。これからも元気でいっぱい旅して、美味しいものをたくさん食べましょうね」

    シャンパン→赤ワイン→諏訪の日本酒→飯田の芋焼酎のお湯割り
    一体私たち、何杯飲みました?「お腹もいっぱいになったし、では、またみすずラウンジのバーカウンターで飲みなおそうか?」
    彼女の“飲み意地”はとどまるところを知らないようだ。

深い自然に囲まれて、気の置けないご友人と
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