ようこそ蓼科親湯温泉へ

• 清掃

  業務の多くはお客様との接点が少なく、直接お客様の喜ぶ姿を見ることがあまりできないのが残念ですが、滞在中お客様が気持ちよく、ゆっくりとくつろげる、そのための館内、お部屋の清潔さはとても重要だと捉えております。

  幸いにも、我々が館内でお会いすることが出来たお客様一人一人に元気な笑顔でご挨拶すると、お客様も最高の微笑みを返して下さることも、何より仕事の励みになっております。多くのお客様がまた蓼科親湯温泉にお帰りいただけるように、今日も心を込めてお部屋を整えてまいります。

  

• フロント

  ホテルのフロントは予約業務から始まり、チェックイン、ご滞在中の細やかな心配り、観光のご案内そしてチェックアウト、とお客様が大切な方との大切な時間をお寛ぎ頂けるようにきめ細かな、でも押しつけがましくならないように配慮する、気転が必要とされる部署です。

  お客様が本当に望まれていることは何なのか？一歩先を読んで、対応できるように、お客様の心に寄り添った滞在のご提供を日々心がけております。

  

• お車誘導・ご案内

  雨の日も風の日も、夏も冬もホテルの入り口の最前線に立ち、全スタッフの中で最初にお客様と接し、ホテルの第一印象が決まってしまうホテルの顔であり、これからの滞在へのワクワク感を持っていただく、ホテルの印象を決定づける大事な部分を背負っているポジションである、と自負しております。

  お客様がお越しになり、お迎えしてロビーへご案内するまでの短い間のやりとりに過ぎませんが、「ああ、この宿にしてよかった！」とまずは思っていただけるように、笑顔と体力で(笑)　頑張っております。

  

• 料理長

  その土地の滋味深いものを味わうのが旅の大きな楽しみですね。長野県は健康長寿でいつもトップ常連県なのをご存じでしょうか？高地に育つ野菜は栄養価が高く、味噌を筆頭に発酵食品の宝庫です。信州蓼科ならではの素朴で身体によい料理に舌鼓をうち、諏訪のお酒、長野のワインと共に「これはうまい！」と感じてもらえるように、日々創意工夫をしております。

  朝ごはんは、野菜の味が違う蓼科Sunny Saladで始まり、一の膳の六品から豆乳出汁で食べる信州特産銀嶺大豆を使った湯豆腐が一日の最高のスタートをお約束します。素朴な山の食材ゆえ、料理人に求められるのは、手間をかけた仕事と愛情が全てです。その気持ちをお客様が感じて頂ければ嬉しいです。

  

• 宴どころ

  お客様と接する中で、一番大切にしていることは、何気ないお客様との会話です。その日お出掛けをしてきた場所のこと、気に入っていただいたお料理をほめてくださったりと、私がお料理をお持ちするたび、話しかけてくださいます。

  そんな会話の中で、お客様が喜んでくれそうな糸口を見つけると、すぐ実行に移します。そういう、さりげないちょっとしたことで、お客様はいつも私が思っている以上に喜んでくださいます。そんな姿を見ている時が一番やりがいを感じ、嬉しくなる瞬間です。

  

• マネージャー

  なぜ、ここへ来るのか。都会にある全てのものはここに無く、都会に無い全てのものが、ここにある。轟々と流れる清流を臨み、体を芯から温める信玄の秘湯。ロビーでは郷愁を感じさせる数多の書籍。あの頃を思い出しながらバーでウイスキーの氷を指でなぞる。

  個室レストランでは地元の食材と地酒にNAGANOワイン。目を閉じて沁みわたる感覚がまた美味。そして、そこに常にあるスタッフの笑顔。都会にはない「贅」をこの寛いだ雰囲気の中で味わっていただきたい。そう願っております。