ディオニソスの陶酔
2025.02.24
温泉の効果(4)
温泉といえば、もちろん温泉成分による『薬理効果』が挙げられます。
温泉成分により効果は異なりますし、飲用できる『飲用泉』では直接体内に取り込み、『放射能泉』では、『吸引』による効果も期待できます。
(※『飲用泉』とは保健所により飲用の許可がある温泉に限ります。)
また、それぞれの温泉の『浸透圧』によっても効果が変わります。
温泉分析表を見ると、『低張性』とか『高張性』という表記がされています。
『低張性』というのは、人間の体を構成している細胞液より浸透圧の低い物を指し、水分が吸収しやすく肌がふやけやすい温泉。
『等張性』は、細胞液と同じ浸透圧の温泉。
『高張性』とは、温泉成分が吸収されやすい温泉で、『湯あたり』しやすい温泉ということで、『等張性』と『高張性』は濃い温泉ということになります。
当館の泉質は、『低張性・弱酸性泉』ですので、肌に優しく湯あたりしにくい温泉と言えます。
次回ご来館の際には、ゆっくりと温泉をご堪能ください。
蓼科 親湯温泉 温泉ソムリエマスター 梅原


