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〜蓼科 親湯温泉 テーブルウェアのおはなし 02〜

蓼科 親湯温泉の初日のディナーは和フレンチをベースにした「蓼科 山キュイジーヌ」です。山のごちそうをたっぷりと盛り込んだお料理が一皿ずつ供され、ゆっくりと堪能できる至福の時間。素材の持ち味を活かしたお料理の素晴らしさはもちろんのこと、素材の色やおいしさを引き立てるお皿や器類の数々に心を惹かれることも多いのではないでしょうか。今回は歴史から蓼科 親湯温泉のこだわりまで、テーブルウェアのおはなしをご紹介します。

テーブルウェアとは、食事に使う食器類のこと。陶磁器のお皿やガラス食器、フォークやスプーンなどのカトラリー、テーブルクロス類も含まれます。今では食事の際には欠かせないものですが、テーブルウェアの歴史はそれほど長くなく、ヨーロッパにおいては16世紀ごろから。それまでは、貴族も一般庶民もお皿に料理を乗せて手づかみで食べていたというから驚きです。また、ヨーロッパにテーブルウェアが広まるきっかけとなったのが、 中国から伝わった磁器です。貴族たちは美しく、薄く、丈夫な磁器に魅せられ、一気にテーブルウェア文化が花開きました。

蓼科 親湯温泉で使用しているテーブルウェアは、コーディネーターの指導のもと、スタッフが選び抜いた素敵なものばかりです。特に、初日のご夕食は、一皿ずつ供されるため、色や形、大きさなどさまざまなテーブルウェアに出合うことができるでしょう。中にはフランスの磁器ブランド「リモージュ」や、有田焼のアンティークなどが使用されることも。テーブルウェア文化を牽引した磁器を使ったお料理は、また違った感動を与えてくれるはずです。聞けば、その一皿での器の醸し出す世界観を大切にしているのだとか。お料理と器とで完成する至高の世界が楽しめます。

蓼科 親湯温泉の魅力の一つにもなっているテーブルウェア。お食事の際に使用したアイテムを購入したいというお客様のために、蓼科 親湯温泉のショップでは、かわいらしい豆皿やナプキンホルダー、アンティーク調のカトラリーなど、手ごろなテーブルウェアが販売されています。さらに、明治から昭和初期に焼かれた有田焼(古伊万里)のアンティークやワイングラスやティーポットといったガラス製品など、蓼科 親湯温泉のイメージに合わせたテーブルウェアも必見。素敵なテーブルウェアは大切な人へのおみやげにもぴったりです。また、ご自宅で使って、蓼科 親湯温泉のハイセンスな雰囲気を楽しむのもいいでしょう。

→次回は、蓼科 親湯温泉と小津安二郎についてご紹介します。

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