お知らせ

2014.11.30

県宝土器 初公開特別展


富士見町境にある井戸尻考古館では、
2011〜12年度に発掘した縄文時代の札沢(ふださわ)、
中道尾根両遺跡(立沢)から出土した約15点が
初公開される特別展が開かれます。
特別展では、昭和初期に札沢遺跡から出土し、
県宝に指定されている
『動物装飾付釣手(つりて)土器』が初めて披露されます。
1999年3月に県宝に指定された『動物装飾付釣手土器』は、
高さ16.6センチ、直径21.8センチで
縄の模様が入った浅鉢に2本の持ち手が付き、
そこにヘビのような装飾が施されており、
約5千年前の縄文時代中期の作品だとみられています。
特別展ではこのほか、
両遺跡から出土した縄文土器の破片や、
石でできた矢尻、きり、のみなど
普段は見ることができない貴重な土器が展示されます。
関連イベントといたしまして、
12月14日(日)と来年1月10日(土)の午後2時より
井戸尻考古館学芸員の副島蔵人さんの
展示品の解説も予定されています。
http://www.shinetsu-navi.jp/2014/11/28_046416.php
■開催期間 :2014年12月2日(火)~2015年2月1日(日)
■会場   :井戸尻考古館
■開館時間 :午前9時~午後5時
■休館日  :月曜、祝祭日の翌日
■入館料  :高校生以上300円 中学生以下150円
■お問い合わせ先 :井戸尻考古館 TEL 0266-64-2044
吉本 順子

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