お知らせ

2014.05.31

尖石縄文考古館「仮面の女神」特別展

茅野市の尖石縄文考古館では、
茅野市出土の縄文土偶「仮面の女神」の特別展を
6月14日(土)から開催することになりました。
今年3月に国宝指定の答申を受けて以来、
地元での公開は初めてで、
「縄文のお母さん」と題し、
茅野市内で出土した縄文土偶50体以上とともにお披露目される予定です。
仮面の女神は、国宝指定答申後、
東京国立博物館の「新指定国宝・重要文化財展」で5月11日まで展示され、
27日に尖石縄文考古館に戻ってきました。
http://www.shinetsu-navi.jp/2014/05/29_041163.php
「仮面の女神」は、
今から約4,000年前の縄文時代後期前半に作られた土偶で、
逆三角形の仮面を着けた顔や
お腹とお尻が大きく張り出していて妊娠をした女性の様子を
よく表しているのが特徴です。
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000001480000/index.html
「縄文のビーナス」を含め、
茅野市出土の縄文土偶の多くが妊娠した女性のような姿をしていることから、
縄文時代の「母性像」に迫る企画になったそうです。
10月13日(月・祝)まで展示される予定ですので、
縄文のお母さんたちをご覧になってみませんか?
吉本 順子

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