お知らせ

2014.05.29

八ケ岳連峰に残る石神仏などを紹介した冊子を発行

諏訪地方の伝統や自然、建築文化などを掘り起こし、
情報発信している茅野市の市民団体「くらフォーラムin八ケ岳」が、
八ケ岳連峰一帯に数多く残る石神仏を多くの人に知ってもらおうと、
冊子「八ケ岳、もう一つの魅力 祈りの峰への道と石神仏」を発行し、
八ケ岳の山岳信仰をめぐる歴史や遺物が紹介されています。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=31443
6月1日に開かれる八ケ岳開山祭が今年で60回を迎えることや、
長野県が「信州山の日」を制定したのに合わせて企画され、
山梨県北杜市の石神仏研究家、北村宏さんが20年近くかけて訪ね歩き、
記録した約100基が紹介されています。
http://www.shinetsu-navi.jp/2014/05/28_041157.php
八ケ岳一帯での調査は210基に及び、
江戸時代後期に設置されたものが大半で、
安土桃山時代の元号が刻まれた石もあったそうです。
主峰の赤岳(2,899メートル)や阿弥陀岳(2,805メートル)など
諏訪地方に近い八ケ岳連峰の西南側を中心にまとめてあります。
北村さんは、都内の電機会社を退職後、
60歳で本格的に登山を始め、3日に一度は山に登り、
人名や村名、資金の提供者など
判読できる範囲の情報を記録されたそうです。
ご希望の方には1,000円で販売していただけるようですので、
冊子に関するお問い合わせは、
フォーラム事務局(TEL0266-78-2442)までお願いいたします。
吉本 順子

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