お知らせ

2014.01.24

神長官守矢史料館 企画展「午年の古文書」

茅野市宮川高部の神長官守矢史料館では、
今年のえとにちなんだ企画展「午年の古文書」が開催中で、
諏訪大社上社神職の長「神長官」を務めた守矢家に伝えられてきた文書のうち、
鎌倉から明治時代までの古文書と古記録14点を展示し、
過去の午年に起こった出来事を紹介しています。
一番古い史料は、1246年の鎌倉幕府の下文で、
第5代将軍藤原頼嗣が
筑摩郡白河郷(松本市寿)にある上社領の住人に対して出した
地頭の辞令に関する文書で、
当時まだ7歳だった頼嗣の花押(サイン)が入っています。
1582年3月に「信房」という人物から出された書状には、
官邸からどこかに逃げていた神長に対し、
戻って再び住むことを保障する旨が記されています。
諏訪にとって歴史の転換点となる時代の古文書や
日頃展示されていない貴重な史料もご覧いただけます。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30452
・開催期間 :2014年2月11日(火)まで
・会場    :神長官守矢史料館
・開館時間 :午前9時~午後4時30分
・休館日  :月曜日
・入館料  :大人100円 高校生70円 小学生50円
・お問い合わせ :神長官守矢史料館 TEL 0266-73-7567
吉本 順子

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