モデルコース

写真_蓼科湖

MODELCOUSE 01シニア夫婦で過ごす自然を満喫するゆったり滞在コース

日 程 2泊3日
シーズン 春、夏、秋
交通手段 公共交通機関 または 車

1日目

蓼科親湯温泉のまわりには、ちょっと頑張れば徒歩でいける見どころがたくさんあります。
健康のためにも少し歩いて自然を満喫したら、ホテルでのんびり読書三昧。

写真_出迎え
写真_ラウンジ

茅野駅14時40分のお迎えのバスに乗り込む。
蓼科親湯温泉到着15時10分着。
圧倒的な大自然と3万冊の本に囲まれながらWelcome drinkをいただいてチェックイン。

写真_部屋の窓
写真_ガーデンの祠 写真_ガーデンの湧き水

荷物をお部屋に置いて、窓を開けたら、ああ気持ちのいい空気が。
聞こえるのは鳥のさえずりと川の豪快な流れの音だけ。
まずは、いろいろな物語のあるお庭を散策してみよう。

写真_ガーデンの橋
写真_ガーデンの伊藤左千夫の歌碑

武田信玄も浸かった、という言い伝えのある温泉や、
雨乞いをして村に恵みをもたらした男を祀ったとされる祠などを見て、
庭から続く道を少し昇って伊藤左千夫の歌碑のある所まで行ってみる。(徒歩20分)

写真_個室風呂

軽い運動になる距離の山道を歩いて気持ちのいい徒労感が。
くたびれた身体を、さて、お湯でほぐそうかな。
この宿の露天風呂は四季それぞれの圧倒的な美しさが自慢だそうだ。

写真_ラウンジで読書
写真_ラウンジ

お食事の時間まで懐かしい本を手に取りながら、食前酒を片手に思わず読みふけってしまう。
本当に時間を忘れて寛げる素晴らしいロビーラウンジだ。

写真_食事処みすずかり
写真_個室レストラン

そうこうするうちに陽も暮れてきて、待ちに待ったお食事の時間。
和フレンチに日本酒なんて、おしゃれ。
お腹もいっぱいになったし、さっきまで読んでいた本をお部屋に持って帰って続きを読もおっと。

2日目

徒歩でまわれるゆっくり滞在型コース
車を使って感動コース

さて、今日もあんまり遠出をせず、ゆっくりと宿で寛ぎたいから
歩いてゆける範囲の中で自然を満喫しようと思う。

写真_朝食のサラダバー
写真_朝食

高原野菜を好きなだけ食べられる、蓼科Sunny Salad Barでまずは高原の朝を
気持ちよくスタートさせよう。和食の朝ご飯も嬉しい。

写真_スタッフ

朝ご飯をいただいたら、ロビーでカフェを飲みながらホテルのスタッフの方に
事前に調べてきた今日の行程の時間配分などを確認する。

写真_蓼科湖
写真_蓼科湖

徒歩で30分の蓼科湖へバードウォッチングに。
八ヶ岳が一望できる、1周約1キロの散策するには手ごろな湖だ。
湖畔にはショップやレストランもあり、お手洗いにも困らない。

写真_蓼科牛 Ittou
写真_Tiny Garden

ゆったり散策の後は蓼科牛を食べさせるIttouでカルビ焼肉ランチをいただく。
いつまでも元気でいるためにはシニアこそタンパク質をたくさんとった方がいいみたい。
湖畔には TINY GARDEN (タイニーガーデン)などのロッジ施設が新設され、レストランやカフェも出来たらしい。

写真_無藝荘(むげいそう)

帰りの道すがら、小津安二郎が昭和30年頃から蓼科の別荘として利用していた無芸荘に寄ってみる。
ここでいくつものシナリオが書かれたそうだ。

写真_大滝の森
写真_大滝の森 写真_大滝

更にホテルの方へ戻る途中に、かの武田信玄もいくさの戦略を練ったと伝えられる大滝へ寄る。
緑に覆われた美しい滝もさることながら、周辺のうねった木々、苔が目を見張るほど美しい。
しばし幽玄の世界に浸れる。東屋もあるので一休みも大丈夫だ。

写真_天女の湯
写真_バー 写真_本

徒歩30分圏の中で心身ともに本当にリフレッシュできた!
今日はもう一つの、女性専用になった露天風呂にも行ってみることにしよう。
その後はまたBarで夕食までカクテルでも飲みながら、懐かしい本でも探そうかな。

写真_ソムリエ
写真_夕食

滞在2日目の夜は和食。今宵はソムリエにお勧めいただきながら
和食に合う美味しいNAGANO WINEをいただくことにする。
ああ幸せ。

2日目のコースマップ

ありがちなドライブコースではなく、歩いて蓼科の自然を体感できる
あまり知られていない特別なスポットを巡ってみる。

●9:00 ホテル 出発

●9:25 御射鹿池 到着

写真_御射鹿池
提供 ちの観光まちづくり推進機構

日本画の巨匠・東山魁夷の「緑響く」に描かれたり
SHARPのテレビ「AQUOS」のCMで吉永小百合さんが出演していたことでも有名な御射鹿池に行ってみる。
死ぬまでに行きたい世界の絶景 日本編 でも紹介されているらしい。
本当に心が洗われるような、絵のように美しい光景だ。
【滞在時間】35分

●10:00 御射鹿池 出発

●10:35 白駒池周辺 到着

写真_白駒池周辺
写真_白駒池周辺 写真_白駒池周辺
左:Photo by WildPotechi 右上:Photo by ラマンダ 提供:PHOTOHITO / 右下:提供 佐久穂町観光協会、佐久穂町

北八ヶ岳一帯は湖も美しいが、その周辺には素晴らしい原生林が広がっていて
あまり知られていないが、日本でも有数の神秘的な苔の世界が見られる。
散策道が整備されているが、スニーカーは必携。
【滞在時間】1時間25分

●12:00 白駒池周辺 出発

●12:25 レストラン「薪窯料理と山歩き the switchback TATESHiNA farm and trails」 到着

写真_薪窯料理と山歩き the switchback TATESHiNA farm and trails
写真_薪窯料理と山歩き the switchback TATESHiNA farm and trails 写真_薪窯料理と山歩き the switchback TATESHiNA farm and trails
右下:提供 諏訪地方観光連盟

蓼科や安曇野で飼育されている牛や豚、軍鶏の窯焼き料理のレストラン。
無農薬で自ら栽培されているお野菜など、信州らしさがいっぱい。
【滞在時間】 1時間

●13:30 レストラン 出発

●13:45 北八ヶ岳ロープウエイ 到着

写真_北八ヶ岳ロープウェイ
写真_北八ヶ岳ロープウェイ 写真_北八ヶ岳ロープウェイ

やはり蓼科に来たからには、北八ヶ岳山頂まで登って三大アルプス全てを見渡したい。
山頂駅に到着すると1年を通じて50種類もの高山植物が群生している坪庭が広がっている。
一周約40分の探勝路が整備され、お手軽に高山植物を楽しめるのが魅力だ。
【滞在時間】1時間

●14:45 北八ヶ岳ロープウエイ 出発

●15:05 大滝 到着

写真_大滝の森
写真_大滝の森 写真_大滝

更にホテルの方へ戻る途中に、かの武田信玄もいくさの戦略を練ったと伝えられる大滝へ寄る。
緑に覆われた美しい滝もさることながら、周辺のうねった木々、苔が目を見張るほど美しい。
しばし幽玄の世界に浸れる。東屋もあるので一休みも大丈夫だ。

●15:40 ホテル 到着

写真_天女の湯
写真_バー 写真_本

蓼科付近ってこんなにも濃厚な自然の姿が手軽に体験できることに感動。
さあ、今日は女性専用の渓谷露天風呂に浸かってゆっくり手足を伸ばそう!
その後は?もちろんバーへ直行して、お気に入りの1冊を見つけよう。

写真_ソムリエ
写真_夕食

2泊目の今日は和食。
今宵はソムリエにお勧めいただきながら、
和食に合う美味しいNAGANO WINEをいただくことにしよう。

2日目のコースマップ

*自家用車でおいででない方でも、TAXIをこのコースで頼むと所要時間約7時間 約4万8千円、または、茅野駅でレンタカーを借りることも出来ます。

3日目

かつて若かりし頃に読んだ懐かしい本、昭和の初期に刊行された本など博物館のような体の素晴らしい
ライブラリーラウンジにすっかり魅せられてしまって、次回はストーブに火の入る冬に来て、
ずっとここで本を読んでいよう!と連れ合いと言い合って、次の予約を入れて帰りました。

写真_深山亭
写真_蓼科倶楽部 写真_蓼科倶楽部

今回泊まった「清流亭」は、窓からの眺めが 素晴らしくてとてもよかったけれど、
今度は来館された作家さんをイメージして作られた、「蓼科倶楽部」にぜひ泊まってみようっと。