ディオニソスの陶酔
2025.12.13
酒酔いと気圧
皆様は同じお酒を召し上がっても、旅先で飲まれる場合は酔いが早く回るような気がするということはありませんか?あるいは旅先で飲んだお酒が美味しくて買って帰ったけれど、ご自宅で飲んでも「あれっ??」ということはどうでしょう。
実は気圧によって酔い方が変わってしまいます。当館の有る蓼科高原は標高1,300mも有り、姉妹館の「上諏訪温泉しんゆ」と「萃sui-諏訪湖」の有ります諏訪湖湖畔でも標高約700mになりますので気圧がかなり低くなっております。ちなみに標高0mでは気圧が1,013hpaですが標高700mでは935hpa、1,300mでは871hpaとなります。気圧が低くなれば低くなるほど、空気中の酸素分子の数が少なくなる(血液に取り込める酸素が減る)ため、体内の酸素濃度も減少し代謝が悪くなりアルコール分解が遅くなります。さらに、抹消血管が拡張し血液循環が促進されてアルコールが回りやすくなるのです。
ちなみに、航空機の飛行する高度約1万mで気圧は地上の5分の1と言われており、機種により違いが有りますが機内の気圧も富士山5合目とほぼ同じく約0.8気圧に設定されているそうです。そのため機内では地上の約2倍も酔いやすいと言われておりますので、飛行機で旅行される場合も飲酒にはご注意下さい。
では、悪酔いを避けるためにはどうすれば良いのでしょうか?
①飲酒量を普段より控えましょう
②飲酒と同時に水を飲みましょう
③運転などで疲れている場合はより慎重に
楽しい旅行と素敵な思い出をおつくり下さい
蓼科 親湯温泉 ソムリエ 梅原


