主の独り言

2016.09.16

韓非子

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懐かしの本4冊を書棚から。
岩波文庫の韓非子(かんぴし)である。
秦の始皇帝が評価した韓非子。
紀元前200年代に生きた韓非の
韓の国を強国達に囲まれている立地の中でも
存続させるために、王に献上したもの。
しかし、当時の韓の国の王は、
韓非のこの書を読みもせず、
敵対する秦の始皇帝が高く評価する
という事になってしまう。
そして、著者韓非は
汚名を着せられ、悲運の死をとげるのである。
そんな韓非の著作韓非子が
今現在まで長く読み継がれている事を思うと
孫子に並ぶ偉大な名著であると言えるだろう。

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