主の独り言

2011.05.01

産みの苦しみ

産みの苦しみ。

まさにその経験をしております。新しい土地、新しいコンセプト、新しい社員・・・

思うようにいかない毎日を過ごしています。

易経ではこのような状況を

水雷屯(すいらいちゅん)で示しています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%98%93%E4%B8%8A%E7%B5%8C%E4%B8%89%E5%8D%81%E5%8D%A6%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E5.B1.AF

易経の四大難卦の一つです。要するに運勢的には良くないということ。

ただ、良くないと言っても前向きな苦しみです。

何事も、新しいことをするためには苦しみが伴う。

この苦しみを抜けて物事は進みます。

上諏訪温泉しんゆを立ち上げる前から分かっていたこと。

でも辛い。でもここは意思を強く持ち進むしかありません。

苦しみを前向きに進んで受ける。これが水雷屯の状態のコツです。

そして、この苦しみを進んで受けてやっと楽になる・・・

と思いきや、易経では次に山水蒙(さんすいもう)という卦をおいています。

この卦は“愚か”という意味です。

右も左もわからない。未熟。と解釈してもいいでしょう。

苦しみを抜けてもまだ愚かであるということ。

世の中的にはまだ誕生したばかりで“赤ちゃん”と同じ存在。

易さまのおっしゃるとおり。

まだまだ先は長そうです。

柳澤 

Category

Archive