主の独り言

2021.10.05

マトリックス ウォシャウスキー兄弟

懐かしのマトリックス三部作を再視聴。
カントの言うように物自体は見えない。そして形而上学的世界は否定される。

主人公ネオの様に、現実を現象学で言うエポケーできる才能の兆しがある人物にだけ、モーフィアスは選択を与える。

自然的態度から超越論的還元した世界が、マトリクスの現実なのだろう。

面白いのが、現実よりもマトリックスの世界を選ぶ人物もいる事。マルクス・ガブリエルのいう“意味の場”で考えれば、マトリックス内の自分も存在している事になる。だからその選択もありなのだろう。

マトリックスの父であるアーキテクトは唯物論的一元論であり、預言者は唯心論なのだろう。

映画マトリックスはこれらを包含した、新実在論なのだと僕は思う。

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