主の独り言

2018.09.20

森は考える エドゥアルド・コーン


思考するのは人間だけ、
人間中心としたこのゲシュタルトを
壊せたとき、森が考えるという本質が分かるのだろう。
人間以外の生物や植物も生きている。
みんな大切。
と言うような事では無い。
これではまだ、認識の中心には人間がいる。
この様なヒューマニズムや認識では、森が考えるというレベルには行かない。
著者は
言語を越える必要性を説く。
言語という認識を越えなければ分からないと。
古の日本人は、八百万神と表現したが、
そんな感覚を持つ日本人には親和性が高い話なのかも知れない。
言語を持たず、狩猟にて生きていた人類
この頃が一番人間が自分自身の存在に対し、
理解していたのかも知れない。

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