デミアン ヘルマンヘッセ

IMG_1818
名作中の名作。
ヘルマンヘッセのデミアンを読む。
時は1919年。
第一次世界大戦時に、
精神的な苦難を体験した著者が記した作品である。
物語の内容は、自己への探求。
ある事件をきっかけに、心の深淵から自己への探求へ。
この事件でタイトルである“デミアン”という少年との
出会いが主人公を大きく変えていく。
登場人物を全て主人公の心の中。
この様に捉えるとグレートマザー
アニマ、そしてセルフなどユングの元型論
登場人物の役割を分けることが出来
一気に物語が腑に落ちてくる。
100年以上も前の作品だが、
母はウロボロスであり、父は超自我であり、
現代とほぼ何にも変わっていないことが興味深い。
最後、主人公がセルフと統合する。
そして、子宮というマトリクスに帰る・・・。
一人旅をしながら読むには最適な本であろう。
僕の重要図書がまた一冊増えたのだった。

This entry was posted in 主の独り言. Bookmark the permalink.