蓼科温泉ホテル親湯 主の独り言
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2005年04月19日

[No.124] 題名:歴史を偲んで・・・


写真は昭和20年代の親湯です。当時は自家源泉(親湯温泉)を利用し100%天然温泉でプール(今で言えば巨大な露天風呂)を営業しておりました。昭和初期から昭和50年代くらいまで、親湯=温泉プールと言う方程式が成り立つくらい毎日温泉プール目的のお客様が多くご来館下さっておりました。多くのオリンピック選手も輩出した歴史あるプールです。
 現在はプール自体はございますが、時流の中でプールの利用頻度も落ち、また行政からの指導要綱を満たせる設備ではないので営業はしておりません。

 先日関東からご年配の老夫婦のお客様がお越しになり、プールを見ながら昔を偲ばれていたのが印象的でした。当然私よりも当時の状況に詳しく、想い出話をいっぱい聞かせていただきました。時代は変われど宿の使命は変わりません。このお客様のように当時の思い出を偲ばれて来るお客様も多いです。改めて当時の親湯の凄さを実感させていただきました。
 今、宿泊されてくるお客様がこれから先に思い出を偲ばれて再び来る宿作りを果たして今しているのだろうか・・・。切に考えさせられます。
 ただ、私たちは今出来るベストを尽くし接客するしか方法はありません。目先のお客様も大事ですが、それ以上に想い出をきちんと演出できる宿にもっとなれるよう努力して行きたいと想っております。

今日はこんなところで・・・お休みなさいませm(__)m


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