蓼科温泉ホテル親湯 主の独り言
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2006年11月27日

お客さまを死ぬほど愛した35歳宿の主の決意とは・・・


今、私はとても悲しい出来事に直面しています。

正直、身を引きちぎられる想いです。

こんな悲しい思いを経験したのは・・・
生まれて初めてかもしれません。

私が涙が枯れるほど泣いた悲しい事件には理由があります。


それは・・・今日
一通の私宛に届いた直筆の手紙
そこからすべてが始まりました・・・

私は旅館の経営者です。
そのことはあなた様もご存知かと思います。

今、景気がよくなっていると政府は発表していますが、
実感されている方はいらっしゃいますか?

悲しいかな旅館業は不景気の真っ只中です。

全国の仲間の旅館さんが次々と店じまいをしています。
面識が無くてもとても悲しいことです。

なぜなら、この業界が元気になるためには多くの仲間が必要だからです。

そんな厳しい世の中でも、なぜかうちにはお客さまが毎日来てくれます。
7年前、倒産寸前だった頃が今ではとても懐かしく感じられます。

今、旅館の再生と言う事が業界内ではブームです。
大手の投資ファンドによる買収。

そしてマネーゲーム。

確かに旅館の売買も立派な仕事です。
真剣に取り組んでいる仕事です。

しかし、その買収が問題になっているのはご存知ですか?

買収先の旅館の経営がうまくいかないのです。
もちろんうまくいっているところもありますが。
すべてがうまく行くほど甘くない世界です。

旅館は観光地において重要な役目を果たします。
歴史や文化伝統など、その土地ならではの風土を
代々大切に宿の主が守る事です。

しかし、新しい血が入ると今までその旅館が築き上げた歴史や
風土が壊されるケースが多々あります。

当たり前ですよね。
その旅館を愛する人が本来、宿の主をするべきだからです。

小さい頃から、両親の働く背中を見ながら、
育った人間が父親やおじいちゃんの意思を継ぎ
温泉宿の経営をすることが私は一番だと思います。

なぜなら、旅館や地域に対する愛情は生まれてから毎日ずっと
欠かさず感じていたはずだからです。

実は・・・

私の友人であり同士である、新潟の旅館経営者がここで旅館を
閉める事になったのです。

私は彼ほど自分の旅館を愛し、お客さまを愛している男は知りません。

彼はよく私にいいました。

「はるばる距離と時間を越えてくるお客さまに自分は何が出来るか?」


常にこのことを自問自答し、そして実践する。
そんな彼の旅館は私の両親。そして妻も大ファンです。

しかし、世の中は厳しいものです。
彼の旅館は、近くに出来た投機対象でリニューアルオープンした旅館に
狙い撃ちされここで閉館します。

年明けだそうです。

今、彼は常連さん789人に直筆で手紙を書いています。

かれこれ3ヶ月間書き続けているようです。
お客さん一人一人の顔を思い浮かべて。


その手紙が私に届いたのです。

彼の私への思いはただ一つ。

お客さまが来なければ愛する旅館や地域を守れない。
そして社員やその家族も。


私は、明日セミナーに行ってきます。
彼の想いを真摯に受け、
絶対に倒産させない約束を彼としました。

彼の旅館への熱い思いは
私が引き継ぐことをこの場を借りて約束いたします。

蓼科温泉ホテル親湯
専務取締役 柳澤幸輝


追伸
お陰さまで親湯は多くの素敵なお客さまに毎日囲まれ幸せです。
そして可愛いスタッフにも恵まれ
本当に幸せです。

お客様に日々やどの進化を実感していただけるよう社員一同努力していきます。

12月から冬メニュー始まりました。
今年の冬メニューは特別です。

なぜなら過去、お客様に評判だったメニューを集めたからです。

そして、冬は空室があります。
ご希望の日を予約できますので、気軽にご連絡
もしくはウェブサイトをご覧ください。

 

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 無料貸切露天やお部屋食が楽しめる温泉宿

 長野県 温泉 蓼科温泉ホテル親湯 専務取締役 柳澤幸輝

 URL http://www.tateshina-shinyu.com/

 住所 長野県 茅野市 蓼科4035

 東京、名古屋から車で2時間半の好アクセス

 お電話番号 0266-67-2020

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