蓼科温泉ホテル親湯 主の独り言
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2006年03月30日

調理長の私を厳しくお試しください!パート1

私は、現在63歳の調理人です。 現在親湯の魅力に惹かれこの場所で料理場を預かっております。

なぜ、私が親湯にいるのか・・・・・

その理由をこれから少しお話させてください。
今から35年前私は大阪万博の一レストランの調理長として大阪にいました。
50人のシェフを従え毎日約3000人のお客様にお食事を提供していました。

その後、東京都 銀座で100人のスタッフを従える高級フレンチレストランを任され日々、経済界 財界人の方々に食を提供しておりました。
故 松下幸之助様も常連様の一人でした。 ステーキが大変お好きな方で毎回ご注文されてました。

ところがある日、いつもはウェルダン(肉を良く焼くこと)でご注文されるのですが、この日は「生で食べたい」と申し付けられましたので、最高級の肉をレアでお出ししました。大変おいしかったと褒められましたが、秘書の方に後でこっぴどく私は怒られたのです。

なぜ怒られたのか・・・

要するに会社にとっての大事な方が食あたりになっては困ると言う事からです。
そんな逸話が今でも懐かしく思い出されます。
高級店を任され日々緊張の連続でしたが、お蔭様でお客様も増えお店としては大変繁盛し、その当時のオーナーからは大いに期待されていた40歳の春でした。

そんな私が、なぜ蓼科の親湯と言う温泉旅館にいるのか・・・。


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