主の独り言
2017.03.27
ジョーのあした 阪本順治
辰吉丈一郎を20年取り続けたドキュメント映画。
ジョーのあした。
未だ現役の辰吉丈一郎の20年の記録。
選手寿命が短いボクサー。
未だに現役という辰吉丈一郎。
最早強いとか弱いという選択の次元には無い
日本を代表するボクサーである事は
周知の事実だろう。
その辰吉丈一郎の映画。
見ない選択は僕には無い。
彼のボクシングは、
僕は業だと思う。
勝負という事は当然表面上はあるが、
彼は業でボクシングをしている。
そして、業の人生を生きる人間に
人は心動かされるのだと思う。
経営者に置き換えれば、
業で商売を行っている人はどれだけいるだろうか・・
表面上は業を装っている経営者はいくらでもいる。
しかし、辰吉丈一郎並みに
業で経営している人は、
本当に少ないのだと僕は思う。
もちろん、僕自身も怪しい。
表面などいくらでも繕える。
自分は業で経営をやっているか・・・
これは、常に質問として持っている必要があると
この映画を見て痛切に感じるのだった。