主の独り言

2016.08.18

遠野物語 柳田国男

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小僧の宿題で、“偉人を調べる”と言うものがあり、
相談を受けた瞬間“柳田国男”が浮かんだので紹介した。
言わずと知れた民俗学者であり、日本が誇る偉人である。
死者の書の折口信夫の師匠でもある)
結果的に、小僧には説明が難しい
という事で却下されてしまったのだが、
気になり本棚から手に取る。
遠野物語は、数多くの短い物語から構成されている。
東北岩手県の遠野地方に伝わる昔話だ。
カッパや座敷童、姨捨など
読んでいて恐ろしくなったり、ほっこりしたり、
ついつい笑ってしまったり・・・
様々な物語が、含まれている。
そして、日本人らしいと言われる価値観の源流が
この物語の中に包含されていることを感じるのだった。
特に、死生観については改めて深く考えさせられた。

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