主の独り言

2016.02.28

老子

上善は水のごとし。
老子の言葉である。
水のように周りに合わせ姿形を変えられる。
自分のちっぽけなアイデンティティーに縛られているうちは
この様にはいかない。
さらに、知識をつけすぎれば窮屈になる。
多聞なればしばしば窮す。中を守るに若かず。
これも老子の言葉である。
40過ぎて老子の言葉が以前より身にしみるようになった。
これも人生経験のお陰だろう。
老子は、孔子と違って人にすすんで教えようとしなかった。
説明も結構おおざっぱ。
だから、なおさら僕は老子に惹かれる。
いつになったら、老子の事をもっと感じる事が出来るのだろうか。
そうなれるような時間を過ごしていきたいと思っている。

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