主の独り言

2016.01.20

あなたの人生の科学 デイヴィッド・ブルックス

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表紙に惹かれ購入。
(人の顔というのは、やはり惹かれるものだ)
脳科学、精神分析、対象関係論、交流分析、生理学・・
あげればきりが無いほど、多くの知見を表現するために
人の一生を小説仕立てにしている。
主人公の男女がいるのだが、
その男女の親の誕生、そして恋愛、結婚から書かれているところが
書き手の考えが一番伝わった構造である。
(要は、関係性の産物という事につきるのである。)
その主人公が生まれ、はぐくまれ成長。
そして、出会い、愛し合い、結婚する。
さらに、年を重ね老いていく・・・
人の一生を道徳的に示すのではなく
起きている事を構造的に示しているところがいい。
知っていることが多かったので、
数時間で読めたが、改めて気づいたことがあった。
いちいちここで言うことではないので割愛するが、
人の一生とは・・・である。

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